アイスフュージング!?焼成プログラム。

公開日: 2017/03/23 ガラスフュージング フュージング フュージング使い方




お問合せを多数いただいております。ガラスを凍らせるフュージング。

先日ご紹介いたしました、シリコンモールドにガラスパウダーを詰め込んで冷凍庫で凍らせてから焼成しちゃうというガラスフュージング。予想以上の反響でございまして、はやくも「私もやってみましたぁ」「簡単に上手にできたよ~」と実際に挑戦された方結構おられまして、出来上がりの写真もSNS等でアップされてる方もちらほら。アタクシとしては嬉しい限りでございます。

気になる焼成プログラム。

ご質問も多数いただいておりまして、中でも一番多いのが焼成プログラムについて。実は動画内でアタクシが実際使ったプログラムも紹介しておるのですが、観るお時間が取れない方もおられると思いますので、ここで紹介させていただきます。
まずは、私が参考にいたしましたプログラム。
紹介されてるプログラム。アメリカですので華氏表記でございます。
(※画像クリックで実際の動画にリンクしてます)

アタクシが使っております電気炉はプログラムコントローラーが日本製でございまして、摂氏で入力、それも「1時間に何℃上げる・・・」という形式ではなく、「何℃まで何時間で上げる・・・」という形式なので、アタクシの電気炉にあうようにプログラムをを置き直しますと・・・
こんな感じのプログラムで焼成しました。

やはり水分をとばすイメージかな。

凍らせてるとはいえ、水分をかなり含んでるガラスパウダーでございますので、200℃までゆっくり上げて、その200℃で35分キープして、水分を飛ばそうという感じだと思います。ごらんの通り、そこから先は通常のタックフューズとほぼ同じプログラミングと思います。やはり水分をどう料理するかが重要なようです。

その他の注意事項としては・・・。

冷凍後、型から外したガラスパウダー。
上の写真、赤○で囲ったの部分を見てください。気泡ですね。これはガラスパウダーを詰める時に空気が入らない様にキッチリ詰めれてないと起こるようです。
スキージーなどを使ってキッチリ押し込むこと。
ギュウギュウに詰め込むイメージでちょうどいいくらいかと思います。キッチリとガラスパウダーを詰め込みましょう。

凍らせる時間も注意してね。

動画内では2時間ほど凍らせるとしておりますが、やはり凍らせるのは1~2時間くらいがいいようです。当然凍らせる時間が長ければ長いほど水分が蒸発し乾燥いたします。凍らせすぎると、せっかく適度な水分を保ち凍ったガラスパウダーが乾燥してしまい、シリコン型から外すときに崩れたり、焼成途中で割れたりすることがあるようです。「寝る前に凍らせといて、明日電気炉に入れようっと」なんてことはしない方が良いでしょう。
また、アタクシ自身もチャレンジして気づいたことがあったら書きますね。皆さんも是非チャレンジしてみてください。ガラスフュージングがもっともっと楽しくなりますよ。


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